まだ、サンタとか優しい上司とか信じてるの?

三十路のダメリーマンの日常備忘録日記です。 都内でクレームにまみれながら、働いてるよ。

マグロは泳ぎ続けないと死ぬ

今の会社は、グループ会社が建てたものを管理しているものがほとんどでその管理形態は昨今いろいろと問題になっているサブリース契約です。

 

サブリースとは、管理会社が建物を所有者から一括で借り上げて、入居者に転貸する仕組み

某会社が30年一括借り上げ等言っているが、借り上げ家賃がずっと維持されるのではないですし、定期的に更新があり保証家賃は下げられていきます。

 

私は管理するほうなので、グループの建設会社がもってきた査定依頼を精査しうちで保証出来る家賃を提示するのですが、査定依頼を持ってきた営業と結構言い合いになったりします。

 

高い家賃保証の方が営業の人にとっては契約とりやすいので、出来るだけ高い保証金額になるようにあれこれ工夫を考えているのでしょうが、うちとしては出来るだけ低く保証したいですし、むしろサブリースの特性上市場家賃より高い金額で保証した場合、オーナー(建物所有者)に支払う金額の方が入居者より高くなってしまうと赤字になってしまうので渋い金額を出さざるえませんが、担当の人にとってはそれが不満なのでしょうね

 

グループ会社でなおかつ密接な関係があるのですが、お互いの利益や指向性が相反するところがあります。

 

この前も上司が査定していて、「うちを潰しに来ているな」とぼやいてました 

 

先日とある仕事でそのグループ会社の営業担当者のところにいき一緒に仕事をする機会があったのですが、その営業担当者は上司に数字のことでネチネチを責められていました。

 

逆にあれは、厳しい査定を出すうちへの見せつけで同情心を出すためのものだったのかな?

私の仕事は、性質上減点方式で評価される仕事でいい状態をとるのではなく維持していくことが求めらるのに対して 彼らは加点方式で常に数字をとって評価されていく仕事でまた次期になるとゼロからスタートしなければいけない仕事なのです

 

 

マグロは、体質上エラを持っていないので泳ぎ続けないと息が出来ないので泳げなくなってしまうと死んでしまうらしいです。

鯖とかの魚はエラがあるので止まっていてもエラで呼吸出来るので生きながらえます。

彼らは今、受注が取れず 泳げないマグロのような立場なのでしょう。

 

 

とその日お昼を食べながら考えていました。

 営業担当の彼は、私と近い年齢で最近、お子さんが私立の小学校に入学したらしいです。

辞めたい辛いと彼がつぶやいていたのが印象に残る一日でした。 

 

 

スポンサーリンク