まだ、サンタとか優しい上司とか信じてるの?

三十路のダメリーマンの日常備忘録日記です。 都内でクレームにまみれながら、働いてるよ。

あっ・・・・察し  (おまけ)

 どうも、たつきちです。

 

以前書いた記事のおまけ編

 

tatukiti3x.hatenablog.com

 

 この仕事しているといろいろな悩み事に遭遇します。

 

こういったこと知人や兄弟とかに愚痴でこぼすことがあったりするのですが、

(まあ、愚痴りたくて言ってるので、解決方法を求めてるわけじゃないんですけどね)

 

決まってよくいうことがそういった事は裁判するしかないんじゃない

弁護士に頼んだ方がいいよ。っていうわけですが

 

  おそらく、裁判所や弁護士を金銭関係トラブルの完璧な解決方法ものと思っている

節が見受けられます。

(むしろ裁判して勝ったために余計面倒なことになったことがあります。)

 

 弁護士は裁判所の勝訴を得ることが仕事であり、裁判所はどっちの言い分が正しいかの

白黒しか出してくれません。仮に家賃滞納者から滞納家賃払えって判決を勝ち取っても

裁判所は、滞納家賃回収は何もしてくれません。

ほかにも最大の問題は、弁護士法72条により貸主代理的立場(管理会社として)では、裁判の原告として訴えることはできません。やってしまうと非弁行為になってしまいます。

ですので、弁護士を雇うか貸主の本人訴訟になってしまいます。

サブリース契約での管理契約だったら、管理会社が本人訴訟出来ますけどね。)

 

貸主さんは法律に疎いことが多くて本人訴訟は嫌がります。

 

弁護士に回収頼むと高々30万円の滞納だったら費用倒れになってしまう可能が

高いです。

 

今回のケースの問題は、相手は無職で資力もゼロな可能性が高く仮に少額訴訟で勝訴しても、結局はないところからはお金は回収できません。

 

滞納者のAさんには、連帯保証人の高齢のお父さんがいるので、こちらからの回収がベストなのでしょう。

 

ただ、凄くすご~~く良心が痛みます・・・・

連帯保証人にしてみれば、自分の借金では

ないのに払わなきゃいけないわけですし、相手から見れば私は極悪非道な人間に

見えることでしょう。

 

実際すごーーく悪いことしている感じがして嫌になってしまいます。

 

タツキチ「Aさんのお父さんでいらっしゃいますか?」

A父「はいそうです。」

タツキチ「大変言いにくいのですが、Aさんが滞納しておりまして、保証人で

あるA父さんに滞納家賃をお支払して頂きたいのですが、」

A父「それは、大変ご迷惑をお掛けました」

A父「息子はいまだに独身で小さい頃から勉強も出来て挫折を知らないんです。

ですので、今回このようなこと(希望退職)があって心が折れてしまったのでしょう。」

↑ほぼ同じ内容で5回ぐらい話して来ます。(>_<)

 

タツキチ「現在、本人は収入がない状態ですので、オーナーさんが食事と水はお渡ししている状態ですが、この状態をずっと続けるわけにはいかないと思います。

ご本人さんに一度実家に戻られるように促して頂いてもよろしいでしょうか。」

 

問題なくAのお父さんから滞納家賃はオーナーさんの口座に振り込まれてるのですが、

根本的な本人に家賃支払い能力はないので、実家に帰って頂くか就職して働いて家賃を

払っていただくかしかないと思い、Aさん本人にも話していたのですが、効果はなく

 

 

 滞納→連帯保証人からの回収って流れになるのは明白ですので、

Aのお父さんのためにも、息子さんを連れて帰ってもらうのが

最良ではないけどベターではあるのかなと思い、

 

Aのお父さんに連絡を入れて、九州の方だったのですが、

 東京まで来て頂けることになりました。

(その電話のときでも、身の上話や息子さんのことを長々と聞かされました。

奥さんもなくなっており、いろいろと寂しいのでしょうね。)

 

 

ですが、結局 この方 来れませんでした。

年配だったので、ドクターストップがかかってしまった為・・・・

 

 仕方ないので、いろいろ手を尽くして、生活保護申請していただいて

Aさんは、生活保護受給決定してその場はやり過ごして頂きました。

 

 

 その後は、バイトを始めたとか、いろいろあったみたいです。

 

 さらにその後は知りません。

 

 

 

結局、これだけしてあげても、

管理費が勿体ないとか言って管理任せてくれなかったし

ただ働きでしたしね・・・・ 

 

 報われない世の中だよ・・・

 

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