保証人と連帯保証人、保証会社の違い
どうも、タツキチです。
家賃滞納の督促は嫌です。
まあ、滞納の8割ぐらいは電話か手紙での督促
もしくは保証会社へ事故報告で解決するので、
本当に嫌な思いするのは1、2割ぐらいなのですが、
危険そうな方は入居審査のときに、保証会社つけますので・・・
本人と連絡つながらないときにはじめて連帯保証人に督促するように
しているところが、ほかのところも含めて多いと思いますが
本来、滞納した時点ですぐ連帯保証人に督促しても法的には、
まったく問題ないのですが・・・
たまに連帯保証人に督促すると滞納している人から
すごい剣幕でクレームの電話がかかってくる場合があります。
まあ、家賃滞納してること連帯保証人にバラされたから、
メンツを潰されたとかそういったことの理由が多いです。
連帯保証人じゃなくて俺に督促すればいいだろうって
あなたが電話や督促状無視するからだし、そのときのための保証人なのだしね
(ほんと 嫌になっちゃいます"(-""-)")
よく、連帯保証人になっちゃダメって言われていますが、
あれ、ただの保証人ならいいのかなあ とか思ったことありますか?
(巷でいうサラ金、賃貸契約でいう保証人はすべて連帯保証人のことを指します。
担保を提供して保証する物上保証人などありますがここでは割愛します。)
保証人と連帯保証人の違いって言えますか?
簡単に保証人と連帯保証人の違いを簡単にいうと
抗弁権がないことです。
連帯保証人には抗弁権がありません。
抗弁権とは、債務者にまず請求してよっていう権利です。
これがあるかないかぐらいでえらく違います。
ぶっちゃけ抗弁権がある保証人は、債務者が自己破産しない限り債務者に
まず請求してよって言えるわけですから
債務者が夜逃げしてても言えるわけですからね。
だから、世の中で保証人になる場合ってほとんどが連帯保証人を指す場合が多いです
連帯保証人は抗弁権がないので、債務者が滞納したら即連帯保証人に請求しても
法的には何も問題はありません。
債務者にまず請求してくださいとも、債務者は貯金1千万持ってるからそこから払ってもらえばいいじゃんって権利がないんです。
あと、賃貸契約でも住宅ローンでも最近保証会社を使うケースが増えてきました。
これは保証料はかかるのですが、連帯保証人を保証会社がなってくれる
システムです。
もちろん、保証会社もビジネスですので、審査がありますけどね。
ただ、連帯保証人になってくれるだけであって、滞納したら保証会社から
鬼のような督促が行くことになりますが・・・・
たまに勘違いして保険みたいな感覚で滞納しても保証会社があるから
大丈夫って持ってる人がいますが、注意して下さい・・・
家賃は払ってくれますよ。保証会社が大家さんに入居者の代わりに
家賃を払います (これを代位弁済といいます)
滞納家賃は本来入居者(債務者)が払うものなので、保証会社は
入居者に建て替え家賃を払うよう督促する権利があります。(求償権)
ここを理解してないと大変なことになりますので注意してください。
もちろん、この求償権は連帯保証人にもあるので、債務者に代わって立て替え払い
したら、遠慮なく債務者に督促しましょう。
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