軍靴のバルツァー
歴史物の漫画が好きだ~~
歴史物、特に西洋史では、ヒストリエやヴィンランドサガが有名ですが
架空歴史物として、軍靴のバルツァーをひと押ししたい。
ば~~~っかじゃねえの!?で有名になった 古代ギリシャ時代の漫画で
ヴィンランドサガは中世ヨーロッパの暗黒時代の舞台のマンガです。
(上記2つに比べてマイナーですが、)
それに対して軍靴のバルツァーは、架空ものですが、近代ヨーロッパものだと言えます。
世界観がよく作られていて、時代背景、人物、武器、戦術戦略、などもよく練られていて、私のハートを鷲掴みです。
ほかの漫画で例えるなら、軍人版課長島耕作みたいな感じかなあ?
(あっ でも島耕作みたいにエロいのはないですよw)
若いのに佐官まで、出世している主人公ベルント・バルツァーが
同盟国に軍事顧問として派遣されて中間管理職特有の問題に悩まされるお話かな
私の勝手な憶測ですが、内容的に絶対君主制から立憲君主制に移行しつつあること、
武器がマスケット銃からライフル銃に移行しつつあるので、
ナポレンオン戦争後あたりをモチーフにして書かれているのではないかなあと
思われます。
なかなか近代ものの漫画って少ないと思うのよね。
歴史物漫画って大抵、戦国時代とか、三国時代ものばかりだし、
その中で、近代もの1800年ものってのは珍しいし、武器の性能、運用思想、
戦術、戦略それに外交などが複雑折り合って、シナリオを描いてるのがすばらしい
早く8巻が読みたい(-_-)