コンビニ人間 感想
「コンビニ人間」
今夏の芥川賞作品ですね
読んだの2か月ぐらい前なんですけど
主人公・古倉恵子は36歳の独身のアルバイトコンビニ店員
主人公は、小さいころから奇行が絶えず、小鳥が死んで可哀相とほかの子思う中で
焼き鳥にして食べようと提案したり、担任の先生(女)がヒステリーを起こして怒っているとき、黙らせようとスカートとパンツを下して、先生は涙を流す・・・
あるときは男子同士が取っ組み合いのケンカをはじめて女の子たちがやめてやめてと泣き叫び、主人公はその状況で 止める方法を思案しスコップを持ってきて殴って止めたりして ファッ(>_<)ってなるようなことをする子 そんな奇特な幼少期を過ごす
(男の子は、頭を押さえてスっ転んだだけで 死んではいません)
空気を読むっていうことが出来ない風に書かれているけど
私は、感情無比な超合理主義者的思考の持ち主なのではないかと思った。
現に先生はヒステリーをやめてるし、男子のケンカも止めてるし(物理的に)
まあ、一緒にいてほしくはない人ですよね
でも、ここまではないですけど、空気読めない人って大なり小なりいますよね
とくに、こういう感情が欠如している人って小説とかマンガにはよく見受けられる
コンビニで完璧にマニュアル化された世界は主人公にとって住みやすい世界という話で物語では語られています。
本人自身の感情のなさは、同じコンビニ店員の方たちをコピーしてあたかも普通の人間のように演じてます。
今までイレギュラーな存在だったけど、コンビニではマニュアル化した仕事 今まで勤めていた人をコピーした人間を演じてうまくやっている感じ
そして、とある新人こと
紛うことなきガチクズの白羽、婚活目的で入ってきた新入男性なんだけど
コンビニに婚活目的で入るものなか?ってことはさておき
自分のことは棚にあげて、影で底辺底辺だと人を見下す痛い人
コンビニもクビのような形で辞めさせられる・・・・
(お客さんにストーカーっぽいことしたことでクビ・・・)
そんな人とひょんなことからはじまる同棲生活♥
あああぁぁぁ
甘くも酸っぱくもないお話
あと、芥川賞の作品ってページ数少ないので、どうしても消化不足で終わってしまってる感がよくありますよね